FC2ブログ

少しだけ丁寧に 少しだけ贅沢に

お気に入りのものや大切なことをつづります

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このページのトップへ

3月11日

3月11日

高校野球にはまっていた中学生の頃。
夏は毎日のように甲子園球場に行っていました。
      
       
   
 
  
そして毎年必ず終戦記念日には球場全体で黙とうをしました。
正直なところその黙とうの間、特に何かを考えていたわけではなく、ただ周りの様子をみながらみんなと同じ行動をしているという程度で、中学生の私にとってその時間はそれほど重い意味を持つ時間ではありませんでした。
      
  

     
   
  
  
しかし昨日の3月11日。
あの時間に私は会社の女子トイレにいました。
私以外にも数名の女性が。そしてあの時間にそこでみんなで黙とうをしました。
    
      
  

   
なぜ女子トイレなのか。
4年前のあの日、激しい揺れで私は机の下に入って、じっとおさまるのをまっていました。
そして落ち着いてから、同僚とお互い大丈夫だったかを確認すると女の子が一人足りません。
揺れる前にトイレで席をはずしてから戻ってきていなかったようでした。
何人かでトイレに迎えに行くと、恐怖で動けなくなっていた彼女を発見。
あの揺れている間、一人で個室の中で過ごす時間は本当に長い長い時間だったようです。
     
      
  


 
全員無事を確認して喜んだのもつかの間、その後のほうが大変でしたよね。
 
    
     
  


結局その場に集まった女性陣は翌日まで一緒に過ごすことになりました。
交通網がマヒしてしまったので、会社近くの上司の家に女性は泊めていただけるようになったのです。
私はこの部に異動して半年ほどでしたので、まだ違うチームの女性陣とはそれほど打ち解けてなかった時期だったような気がします。
しかしこの日一緒に過ごし、お互いを気遣い励ましあったおかげで、今楽しく仕事ができる環境が出来たのではと思っています。
  

     
  

 
昨日も約束していたわけではないのに、その時間近くになるとなんとなく何人かトイレに集まってきました。
そしてスマホで確認してくれていた一人がその時間になると
「黙とうしよう」
と声をかけてくれ、みんなで黙とうをしました。
みんな業務中でしたので、それほど長い時間ではありませんでしたが、ちゃんと私にとって意味のある時間だったと思います。
       
   

  
今は部署が変わってしまった人もいるけれど、きっと来年もこのトイレに何人かは集まる気がします。
     
  
  

  
私の生活はほぼもとに戻っていますが、まだまだ辛く不便な思いをされている方たちがたくさんいる事を忘れてはいけませんね。
あの時、みんなが自分の事より他人の事を思いあえた経験は私にとってとても大きな事でした。

   
  
あの夏の日、何万人もの人と一緒に黙とうしたあの時間の私はやはり何もわかっていない子供でしたね。
ちょっと後悔しています。

にほんブログ村 OL日記ブログ 既婚OLへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村
   
   
   


 
スポンサーサイト

このページのトップへ

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。